国産の小型犬向けドッグフードのこのこのごはん。
小型犬がよく抱えるお悩みのサポートをするフードです。
国内生産で無添加、材料もヒューマングレード。
体内環境の改善をサポートし、より健康な状態へと導きます。
そんなに良いドッグフードなら、子犬のうちから与えておきたいものですよね?
POINT そこで、このこのごはんの対象年齢を調べてみました。
このこのごはんは子犬に与えても平気なのか?
結論から言うと問題ありません。
このこのごはんはオールステージ対応の総合栄養食なので、水と一緒に与えるだけで成長や健康維持に必要な栄養素を補えます。
総合栄養食の基準
総合栄養食はペットフード公正取引協議会により試験の結果、認定されています。
ペットフード公正取引協議会では総合栄養食の認定の基準として、AAFCO(全米肥料検査官協会)の基準を採用しています。
他製品との比較
続いて他の子犬用フードと比べてどうなのか?調べてみました。
比較対象には、Amazonで高得点の評価でレビュー数も227件と多く、同じ総合栄養食のニュートロジャパンシュプレモ子犬用をチョイスしました。
栄養成分比較
ニュートロシュプレモ子犬用 | このこのごはん | |
たんぱく質 | 29.0% 以上 | 21.5% 以上 |
脂質 | 16.0% 以上 | 7.5% 以上 |
粗繊維 | 4.0% 以下 | 1.0% 以下 |
灰分 | 10.5% 以下 | 5.5% 以下 |
水分 | 10.0% 以下 | 10.0% 以下 |
代謝エネルギー | 375kcal/100g | 342kcal/100g |
成分を比較すると、ニュートロの方がすべての面で数値が高いです。
子犬にとってたんぱく質や脂質が高いのは良いことです。粗繊維や灰分は高ければよいというものでもありませんが、どちらもAAFCOの基準値内なので問題ありません。
栄養成分の比較では、ニュートロもかなり良いように見えます。
原材料比較
ニュートロ
チキン(肉)、チキンミール、玄米、粗挽き米、 鶏脂*、オーツ麦、ビートパルプ、エンドウタンパク、タンパク加水分解物、ラムミール、サーモンミール、じゃがいもタンパク、ひまわり油*、亜麻仁、フィッシュオイル*、ココナッツ、チアシード、乾燥卵、トマト、ケール、パンプキン、ホウレン草、ブルーベリー、リンゴ、ニンジン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)*ミックストコフェロールで保存
出典:ニュートロ公式サイト
このこのごはん
鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、乳酸菌、昆布、ミネラル類(牛骨カルシウム、卵殻カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE)
出典:このこのごはん公式サイト
気になるチキンミール
原材料の比較して気になった所は、ニュートロではチキンミールを使っていることです。
一般的に人間の食用として使われた後の鶏の残りの部位を使用されることが多く、その為に色々な部位(トサカや羽根や骨など)が混ぜ合わさっています。
・栄養価が低い
・消化がしにくく、内臓に負担がかかる
・病死した鶏や薬物が投与された鶏を使われている可能性がある
こうなってくると、Amazonの評価も怪しく思えてきます。レビューコメントを読んでいくと、どうやら途中から原材料表記に変更があったようです。これまでの評価と現在の商品の評価は別々に考えた方が良いでしょう。
しかしミールについては賛否両論あり、上記のように必ずしも粗悪な材料が使われていると言いきれないという意見もあります。
・コストが抑えられ価格が安くなる
・濃縮されている為、タンパク質の割合が高くなる
ニュートロは、ヒューマングレードではない原材料があることは確かです。粗悪な原材料は、涙やけなどの症状を引き起こす原因のひとつとなる場合があります。
このこのごはんは、その点ヒューマングレードの原材料を使っています。この違いは大きいです。
まとめ
今回は、このこのごはんは子犬に与えても問題ないかを調べました。
他の子犬用の商品と比較をし、以下のことがわかりました。
・同じ総合栄養食のフードでもチキンミールを使っている商品もある
・このこのごはんはヒューマングレードの原材料を使用
フード選びの参考になれば幸いです。